1月24日 追波川多目的グラウンド
1月23日 森林公園
といったわけで、3日間、新潟から仮設住宅を経験したことがある方をお招きしまして、経験をふまえたお話をしていただきました。
遠かったにも関わらず、わざわざ来ていただいて、雄勝のみなさまも熱心に聞いていたので、本当に良かったと思います。
僕が心に残ったコトバ
「あまり先のことを見過ぎないでください。今、自分が考えて良いと思うこと、良いと思う方向に進んでください。」
確かに、高台移転やら仕事やら仮設をいつ出なきゃいけないだとか、先のことを考えるとキリがありません。考えなければいけない時は必ず来ますが、一度にいろいろなものを抱え過ぎてしまうと人間が壊れてしまいます。ただでさえ、普通の精神状態でいることが難しい現状。焦らず自分のペースでひとつひとつをクリアしていくことがとても大切なのだと、改めて思いました。
「友達などから電話がきて、大丈夫?ってただ聞かれると、うん大丈夫。と答えてしまう。欲しいものある?ううん、大丈夫。実際には困っていることがあってもアバウトに聞かれてしまうとアバウトに返してしまう。」
本当にそうだと思います。実際に、茶碗ないんじゃない?水ある?ストーブある?など具体的に聞いてあげないといけないですね。もし、またどこかで災害があったときは、そうできるようにしたいなと思いました。
あとは、実際に今仮設に暮らしている方がおっしゃっていたコトバ
「いろんな人から頑張ってっていわれるけど、何を頑張ったらいいかわからない。」
本当に、率直に、そうなんだと思います。
頑張って!
ということは簡単ですが、少し無責任な言葉ともとられてしまうようです。
こういう災害があったときに、人はどういう心理状態になるのか、どういう行動をとるのか、そういうことをしっかり頭に入れて、これから生きていきたいと思います。